光を取り込み風のめぐる家
秦野市 K様邸
CONCEPT
東の方角の抜けを利用してハーブの庭をつくる。
その庭からすぐに、ダイニングやキッチンへとつながり、ハーブが毎日の食卓を彩る。
階段下まで土間の広がる広々とした玄関からはカフェのようにキッチンがお客様や家族を受け止める。
リビングは階段の壁がアクセントとなり、視線を交わしている。
細長く空いた吹き抜けから南側からの光と風をとりこみ、家の中を巡る。
建築家と家づくりができることも決め手のひとつ。「勉強会もとても役立ちました」
◆ 家づくりのきっかけを教えてください。
ご主人:子どもが小学校に上がる前に家を建てたいと考えました。妻の実家に近く、また程よく都会で程よく田舎な場所、治安のよさも考慮してこの場所を選びました。
◆ ハウスメーカーが数多くある中、中川工務店に決めた理由を教えてください。
奥様:住宅展示場などを見てもあまりピンとこなくて。インターネットで探して10社以上から資料をもらい、その中で3社に絞って検討しました。中川工務店さんは、勉強会に参加した際に子どもの面倒を見てくれたので、しっかりと話ができたのもよかったですね。
ご主人:一番は施主目線で考えてくれたことだと思います。営業担当者が図面を引いていた会社もありましたが、中川工務店さんは建築家と一緒に家づくりができるという安心感がありました。
奥様:デザイン性が高く、家事もしやすい家を希望しました。ダイニングキッチンを横並びにして家事動線を短くしたほか、玄関収納やファミリークローゼットの設置、パントリーをつくるなど、収納もたくさんつくってもらいました。ライティングレールを埋め込みにしたりエアコンのコンセントを天井付けにしたり、カーテンボックスを採用するなどして、空間をすっきりさせたのもこだわりです。
ご主人:書斎やダイニングテーブル奥の子どもの学習用カウンターの設置、子ども部屋を将来分割できるようにしたのも希望を叶えたものです。
◆ どのような家を希望していたのですか?
◆ 建築家の印象はいかがでしたか?
奥様:女性の方で、とても美意識が高そうな先生でした。ただ、決して話しにくい感じではなくおしゃべりな先生で、趣味の話から始まったこともあり自然に打ち解けることができました。「希望を伝えてもらった方がありがたい」とおっしゃってくださったので、夫婦の「こうしたい」をたくさん伝えることができましたし、それをしっかり受け止めてくれました。
ご主人:大体のハウスメーカーでは、まず営業担当の方と打ち合わせをして、それを設計担当の方に伝えることが多いのですが、ダイレクトに建築家の先生に想いを伝えられたのがよかったですね。
奥様:庭でハーブを育てたいと伝えたところ、「ハーブの香りが感じられる家にしましょう」と「庭も部屋の一部」と考えた、庭と一体化した視覚的に広がりのあるプランを提案してくださったのもよかったです。
◆ 中川工務店を検討している人に一言お願いします。
奥様:とにかく中川工務店のスタッフの皆さんの対応が早いのがよかったですね。現場での疑問はその場で電話して確認してくれましたし、わからないことを聞いたらその日中に電話やLINEで連絡をくれるので、安心して家づくりができました。あと、勉強会がすごくためになりました。
ご主人:床材やクロスを決める時に、「こういう可能性があるのでやめた方がいい」と、適切なアドバイスをいただけたのもよかったです。素人の希望に対して、入居後の生活を考えてストップをかけてくれるなど、親身に対応してくれました。まだ引っ越し前ですが、気密・断熱性能が高いので、扉を閉めたら外の音がほとんど聞こえないのも、静かに暮らせそうで楽しみです。考えることが多くて大変でしたが、とても楽しい家づくりになり感謝しています。
物件データ
■敷地面積 166.02㎡(50.22坪)
■建築面積 49.68㎡(15.02坪)
■床面積 1階 44.30㎡(13.40坪)
2階 47.20㎡(14.27坪)
■延床面積 91.50㎡(27.67坪)
■UA値:0.42
■C値:0.2
■建築家:中田 啓予